NPO法人青空保育たけの子
もしかしたら子ども時代、特に幼児期に自然の中で遊びこんだ経験が不足しているからではないでしょうか。
国立青少年教育振興機構の調査によれば、体験を通して得られる資質・能力(体験の力)は、「自尊感情」「意欲・関心」「共生感」「職業意識」「規範意識」「人間関係能力」「文化的作法・教養」の7つであるとしています。そして、体験の差は学力にも現れてくるとのことです。
札幌医科大学医学部脳神経科講師 鵜飼渉先生はその講演の中で、「自然(活動)が心の病の発症を未然に防ぎ、強くて柔軟な心を育む」と言っています。
青空保育たけの子は「野外保育」を原点に子どもから大人まで育ちあえるNPO法人です。
NHK・FTV・YBC・さくらんぼテレビ・NCV
・東京新聞・河北新報・山形新聞・米沢新聞などに掲載
・米沢品質AWARD2021を受賞
・住友生命「第10回未来を強くする子育てプロジェクト」震災復興応援特別賞を受賞
日本全国、そして海外からもご支援をいただいています。
創設から10年以上の活動実績があります。
定款 財務情報 コンプライアンス規定 個人情報保護
青空保育たけの子では、子どもの時にしかできない「あぶない、汚い、ばかばかしい(AKB)」ことを自然の中で思いっきりできる野外保育を中心に、古来中国に端を発する自然哲学〈五行説〉から取った五行〈木・火・土・金・水という万物の元素を作るもの〉の遊びで行っています。
川遊び、水遊び
わたしたちは2011年10月から福島市から米沢市に活動地を移し、自然体験活動をすることでこの問題の解決に取り組んでいます。(年間250日運行) しかし、認可外保育園のため、無償化対象(両親共働き)と対象外の子どもとの間に格差が生まれています。
自然の中で毎日遊ぶ月極め野外保育の他に一時預かり保育も行い、「創造力」「コミュニケーション能力」「社会性」を育み、環境教育を行います。
「ケガと弁当は自分もち」がモットーの冒険遊び場。子どもたちが自分の力や興味に応じてチャレンジし失敗をも含む経験を重ねていきます。
5〜6歳児を対象にした自然環境教育プログラムです。
スウェーデン野外生活推進協会の事務局長だったヨスタ・フロム氏が開発しました。
「避難している人」「留まっている人」「帰還した人」「地元の人」など立場の違いを超えた交流で心の復興を目指しています。
青空保育たけの子は、2009年4月、子どもたちが自然の中で豊かに遊び活動し、人として大切な五感を磨き生きる力を育みその子らしく成長していくことを見守り、その子どもたちを取り巻く大人も子どもと共に成長することを目的として設立しました。(設立趣旨書より)
『崖の上のポニョ』の舞台になったところのように、保育園のとなりに老人ホームが隣接してるような、大人も子どもも、そして様々な違った立場の人たちが一緒に集い、笑顔になれる場所をつくりたいのです。
米沢には「三者」という言葉があります。「よそ者」「若者」「バカ者」のことで、地域をつくるのはこの三者なのだそうです。
わたしたちはこの「三者精神」で新しいコミュニティをつくり、子どもたちが夢を持ち、実現できる社会を共に作っていきます。
原発事故から8年半以上(2019年10月現在)が経ち、各地で除染が進み福島県内の空間線量はかなり下がってきましたが、その除染土を置く場所が子どもたちの遊び場や活動場所に近いことが問題になっています。お子さんのいる家庭では、福島県内の野外で子どもを遊ばせることに不安を感じています。
福島第一原発事故 2011年3月
福島市信夫山第二展望台付近 2017年9月撮影
子どもたちに安全・安心な自然体験で伸びるチャンスを与えていきたい。
そのためのネックは資金です。
両親が共働きでない家庭(幼児教育無償化対象外)の1日の保育料になります。
無償化対象外のお子さんを一時保育で1日お預かりできます。
一泊二日のキャンプに1人参加できます。
これまでの活動のなかで私たちが確信したのが、あらゆる子ども・若者は無限の可能性をもつということ。
ハエがとまっても泣いていた子が、カナヘビのオスとメスを捕まえて、卵を孵化させた。
火をこわがっていた子が年長児になるとマッチで火がつけられるようになった。
怒ってばかりいた子がよく笑い、自分の気持ちを言えるようになった。
できないことがあってもいいんだ。いい子の時も悪い子の時も受け入れられるんだ。
子どもたちを丸ごと受け止める自然環境とスタッフの中で、
子どもちは「自分で考え」「自分で発言し」「自分で行動できる」ようになり、
自分がかけがえのないたったひとつの存在なのだという自信を身に付けていきます。
あなたの寄付で子ども達が自尊感情をもてるようになるチャンスを与えてください。
”なんだって自分でできるんだ”
年下の子どもとしてではなく、一人の人間として、日々子どもたちと関わっています。だから、子どもだからって手加減はしませんし、簡単になんでも手伝いません。考えて、工夫して、友だちと協力して何かを成し遂げた時、子どもたちは本当にいい顔をしています。「危ない」からさせないのではなく、「どうしたらできるのか」を一緒に考えます。そうやって成長すると、自然を愛し、友だちを大切にする子どもに育っていってくれます。そして、わたしの方が教えてもらうことも多いのです。子どもってすごい!
NPO法人青空保育たけの子
代表理事 邉見妙子
ボランティアの学生さんの声
想像力が高い子ども達に感動!
私は今回のボランティアで子供の想像力に1番驚きを感じました。都内の子どもは、遊具で遊んだり、携帯ゲームで遊んだりと時代の発展に伴い、遊び方が近代的だなと思いました。また森林が破壊され、自然と触れ合う機会が少ないなと改めて感じさせられました。そんな中、青空保育たけの子では、自然の中で遊びを考え、どうしたら遊びをさらに楽しくできるかを子ども達自身で考え、遊んでいました。
例えば、ただ自転車を漕いで遊んでるだけではつまらないと思ったのか、木の板を道並べ、段差を作り、障害物を作って遊ぶという遊びを子ども達自身で考え、あそんでいました。私はこの光景をみて、大人では考えることの出来ない想像力の高さに感動を覚えました。
ボランティア初体験だった大学1年生の3人
卒園児のお母さんの声
自然と遊び、自然に学ぶ
たけの子では手伝ってもらえないので、途中で諦めてしまう事もあったと思いますが、そうやって「自分はどこまでやれるのか」という事を自然と学んでいくのだと思います。「きのうできなかったのに今日は〇〇できた!」と、よく嬉しそうに話をしていました。
毎日どろんこになった着替えを持ち帰り、手足の爪はまっ黒。買ったばかりのズボンを1日でダメにしてきた事もありました。お土産にはおたまじゃくしやヘビの皮、ダンゴムシにカナチョロ。
お散歩で見つけたと言って、きれいな花束ももらいました。リュックの中には大事そうに石ころがいくつも入っていたり、クワガタの頭や鳥の羽が出てきたり…。娘にとってはどれも大切な宝物だったと思います。
たけの子の子ども達はみんな本当に子どもらしくのびのびと育っているなと思います。
ご寄付をいただいた方には
「子どもが夢を持ち実現できる社会を共につくる」をために。
私たちはサポーター会員の皆さまを、毎月のご寄付を通して、子どもたちの未来をつくっていく仲間と考えています。
ご寄付は、NPO法人青空保育たけの子の自然体験活動全般に、使用させていただきます。
活動費(2023年度)
よくいただくご質問
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いつでも、お申し出いただけます。金額の変更もいつでも可能です。ご連絡をいただかない場合は、自動更新として翌月以降も会費をお支払いいただいています。
1回だけの寄付はできますか?
はい、1回だけのご寄付も有難く受け付けております。ご都合の良いときに、ご自由な金額でご寄付いただけます。
領収書はもらえますか?
はい、ご希望いただいた方に発行します。領収証の金額は、前年1年間に、当法人が実際に領収を確認した寄付金の合計額となります。(領収日付はお申込日ではなく、各決済代行会社から青空保育たけの子に入金された日付となります。)
子ども達が大人へと成長する、大切な時期。一日一日の体験が、将来にとって貴重です。
あなたの想いを今すぐ行動へと、一歩を踏み出してくださるのを、心からお待ちしております。
P.S.
このページをご覧になって、私たちの活動にご共感いただきつつも、迷っている方もいらっしゃると思います。そのような方は、まずは1000円からご寄付のお申し込みをいただけますでしょうか?
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すべての子ども・若者が、希望をもって未来を思い描ける社会に向けて、あなたも一歩を踏み出してくださることを、心より楽しみにお待ち申し上げております。
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